日本の中古車にオイルマネーが殺到?
Amazonが半日で荷物を届けるとテロが起こる?
アメリカ型の「快・不快」を徹底的に追求する社会から生まれた企業が、最も早い宅配サービスを目指す事は当然の事です。ただ背景には恐ろしい程の貧富の差があって、シワ寄せを食らう底辺労働者がいるのですが、「それで良いのだ」と納得する社会通念がアメリカにはある(正確には「あった」)ので問題にはならなかったのです。これを全く同じパッケージで日本へ持ち込めば、当然問題が起きます。
筆者が抱いている不安に対する答えは、スローフードに代表されるようなヨーロッパ型の「安心・不安」を徹底的に追求する社会を示す事にあります。過去の社会へのノスタルジーでお茶を濁しても前に進む議論にならず無意味です。
アメリカでは911テロが、ヨーロッパではパリのテロがあって、グローバル化で生ずる社会不安に対する処方箋へ明確な敵意が自国内の「外国人」によって示されてしまった。そう言う意味で、実はAmazonの問題とパリのテロは同じ地平にあるのでは無いかと考えるのです。
映像で見る都市の100年(ベルリン編)前編
秋晴れのシルバーウィークになって本当によかったですね。先週の雨続きが嘘のようです。
古い映像を漁るのが日頃の趣味なのですが、やはりカラー映像ってその時代の空気感がダイレクトに伝わって興味深いです。今回は時代背景を交えつつ、ベルリンにフォーカスを当てて映像の紹介を行いたいと思います。
続きを読む
「戦術の世界史」が閉鎖されていた衝撃…
※この記事は2015年7月12日にFacebookへ投稿した記事です。
懐かしいサイトを見つけてしまった…。「戦術の世界史」、閉鎖されてたんだなぁ…。
ちょっと思い出話。PCに触れたのが小学5年生の時、1998年ぐらいかな? 母親の勧め(だった気がする)で初代エイジオブエンパイアをプレイしたのが恐らく最初だった。
ネットへ没入したのは、中学生に進学してメールやチャットをしはじめたり、前述のURLみたいな歴史系のサイトを巡るのが日課になってからかな。
この頃、友人の勧めでラグナロクオンラインにもハマった。「日曜日の夜にギルメンと待ち合わせてログイン」とか、リアルとバーチャルとの融合(笑)みたいな事を肌で感じてた。
高校生になってPCのスペックとかを気にしだして、デスクトップPCの蓋を初めて開けた。改造云々の前に埃と砂塵?の多さに衝撃をうけたのは良い思い出。
同時期、自分のHP作ろうとしてHTMLを初めて叩いた。パワポを買うお金がなかったから、大学推薦入試でのプレゼンで仮HPをパワポ代わりに使ったけど、今思い出しても恥ずかしいw
今、ネットの世界はムラ社会だって言う人がいるけど、2000年前後のネットってもっと規模が小さくて、夜な夜な「館(サイト)」に集まって論議する「結社」みたいな集まりだった気がする。
女子中学生が運営しているとされる「サイト」には、明らかに怪しい言説を実しやかに語る香具師がいて、オカルトと学問の狭間を行ったり来たりしながら、マイナーな時代や場所の歴史を深掘りしていった、そんな青春w
2chだけじゃ語れない世界があったなぁ、と懐かしくなった次第です。また長くなってしまった…。