オークだって生きてるんです:九井諒子作『ダンジョン飯 2巻』
※この記事は2015年8月15日にFacebookへ投稿した記事です。
『ダンジョン飯』2巻読了。
相変わらず怪怪奇奇なグルメ漫画ですね。今回もファンタジーRPGに出てくるモンスターを次々と食材にして「栄養」にしていってました(笑)
今回食材にされたモンスターは、「ゴーレム」、「宝虫」、「ミミック」、「ケルピー(水棲馬)」。「ゴーレム」は食べるというより畑にされてましたが・・・w
「ケルピー」という単語を初めて聞いたのですが、イギリスの伝説らしいですね。出元はスコットランドとか。タテガミが藻で尾っぽがヒレと、なんとも奇怪な生物ですが、味は馬肉なんだろうかとか考えちゃうのが、この漫画の楽しさです。
今回は新しい種族として「コボルト(犬人)」と「オーク」も出てきました。「オーク」と物々交換している様子を見ていると、遊牧民と農耕民が不格好ながら交易を営んでいるようにみえますね。
まだまだ主人公の妹を助ける旅は長そうですが、3巻を楽しみにしたいです。